hulu(フールー)で一番のドキュメンタリーは『ALONE~孤独のサバイバー~』

huluはドキュメンタリー番組が入っているところが特徴。・・・ではあるのですが、案外おもしろいドキュメンタリーがありません。

古代の宇宙人シリーズはありますが、この番組は見られる場所も多いし、イマイチ構成がまとまっていなくて私的には好きではありません。

色々探して、これだけはおもしろかったというのが、ドキュメンタリーと言うよりはリアリティショーですが、『ALONE~孤独のサバイバー~』です。

10人のサバイバルに詳しい男が大自然の中でサバイバルするという番組。
一番長く生き抜いた者に50万ドルの賞金が出ます。

場所は雨が多いバンクーバー島。季節は晩秋。もはや実りもなくなろうとし、冬の訪れが聞こえる、サバイバルには最悪の時期。
しかもこの地にはクマに狼にクーガーが生息しています。

サバイバーたちは野生動物に怯え、靴下にカビを生やす長雨に悩まされ、腐った水に倒れていきます。
一番の敵は孤独。なにせカメラマンすらつかず、撮影も一人で行うのです。

本当に命を落としても不思議ではない環境。最初の夜からクーガーの恐怖に耐え切れず脱落者が出ます。
50万ドルという大金がかかっていても、脱落者がどんどん出るほどの過酷さ。
日本のバラエティサバイバルで出てくる高級食材はほとんど登場しません。
困窮すればネズミでもナメクジでも食べることになります。

ある時から脱落者がいなくなり始め、本物のサバイバーによるサバイブ生活が始まります。
ここまでたどり着くサバイバーたちは一線を画す精神状態。最初から素質があったのか、1ヶ月以上の野生生活で達観していったのか。

テントを増強し船を作り、楽器を作るサバイバー。
過去の自分と向き合い自問自答し、どんどん哲学的になっていくサバイバー。
深いことは考えず黙々と生きるサバイバー。

極限状態で一番長く生き延びられる思考法は何なのかが見えてくるのも興味深いものがあります。結果は意外なものでした。

自然は恐ろしいもの。優しくなくて、人間を特別扱いすることがない。甘い気持ちで見ているとそんな現実を叩きつけられてきます。この自然に抗う知恵を育ててきた人間の歴史への感謝も湧いてくるから不思議です。

自然は恐ろしい・・・でも素晴らしい。バンクーバー島の美しさと恐ろしさのコントラスト。
無駄なテロップや煽りもなく、純粋にサバイバルと自然に浸れます。アウトドア好きにはイチオシです。

サバイブ技術が学べるほか、自分だったらここでどうするか。何を狩って何で家を作って、どこで水源を探すか、という妄想もはかどりますのでぜひ。短いので2週間の無料トライアル期間中に全話見てしまえますよ!

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