最近またエヴァンゲリヲンが話題に上っているように思います。
中でも、「昔はシンジに共感したけれど今は大人に共感する」とか「昔は大人ひどいと思ったけど、今見ると児童虐待じゃん、ひどいなんてもんじゃないじゃん」とか、『昔と今、見比べてどう感想が変わったか』という意見が多く見られておもしろいです。
私は、最初にエヴァンゲリヲンを見た時29歳でした。
そしてどうもロボットモノが苦手なようで、まったくもって頭に入ってきませんでした。
ただ、29歳だったから、美里目線で見ていました。
子どもたちが葛藤するのを、まだギリギリ共感できる年齢。
1回大恋愛をして、もうまともに恋できないと思いつつも焦りがある年齢。
そして、むっちゃくちゃよくできていると思いました。絶対にスタッフに29歳の女性がいるだろうと思ったほどでした。
「おしりが冷えちゃうわ」
軽そうな声でそんなこと言う、そんな場面ですら、「今」を軽いものとして扱うことで精神的に切り抜けようとしているのだと解釈しました。そんな美里に自分を重ねて、胸がズキズキと痛みました。
ハッキリ言って、今となってはその当時の感覚がまったく思い出せません。14歳の気持ちもまるで理解できず、14歳が恋したり悩んだりロボットに乗り込んだりするのも、「そんなことより宿題やったの?」という冷めた目でしか見られません。
いまだに、なんであのアニメがすごかったのか、皆目わかりません。いろんな解説見たけれどさっぱりぽん。
だけど、あれほど29歳の女性というものを上手に表現して胸に刺さるものを作ったのですから、それぞれの立場の人たちにグサグサ刺さる作品だったのは間違いないだろう、くらいのことは想像ができます。
そんな風に、各々の立場から異なる解釈できるからこそ、このアニメが名作なんでしょうね。
もう一度見てみて、今の自分がどう感じるか確認してみたい人のために、動画配信サービスでエヴァンゲリヲンを見る方法をまとめました。
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『エヴァンゲリヲン』 は現在、Netflix(ネットフリックス)が動画配信サービスとして初めて全世界配信をしています。Netflixは月額840円(税込)~定額でコンテンツが見放題になる動画配信サービスです。
NetflixはWebサイトから申し込みするとすぐにサイト上でコンテンツが視聴できます。
ところで、海外の方では、字幕の翻訳のニュアンスやED曲が変わっていることに怒りの声をあげているファンも多い様子。洋の東西を問わず人の心をひきつけたすごい作品なんですね…。
『エヴァンゲリヲン』をビデオパスで見る
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ビデオパスは、以前はauビデオパスという名前でしたが、最近auユーザー以外も登録可能となり、ビデオパスという名前に変更されました。
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