伝説の大ヒットミュージカルドラマ、『glee/グリー』のキャストの現在と現在の活躍についてご紹介します。今回は『glee/グリー』立ち上げメンバー。
多少ネタバレがあるのでご注意を。
レイチェル
今年アパレル会社社長との婚約を発表したレイチェルことリア・ミシェル。
ダサいレイチェルとは大違い、恋多きモテ女で、フィン役だったコリー・モンテイスやシュー先生役だったマシュー・モリソンと交際していたこともあります。
もともとブロードウェーの子役として大活躍していたリアは、イタリア系の母とギリシャ出身でイベリア系ユダヤ人の父を持ち、カトリックとして育てられました。でもユダヤ系ルーツも大事にしていて、ユダヤ系のショップでアルバイトなどした経験があるそうです。なお、本当の苗字はサーファティですが、芸名として、幼少のころからミドルネームを苗字のようにして使っています。
もともと、『glee/グリー』は、ライアン・マーフィーがリア・ミシェルのために作った作品だと言われます。
さて、最新の活動ですが、ちょうど今月ブレイン役だったダレン・クリスとのツアーを終えたばかりなので、次の活動報告を待っているところです。ダレン・クリスはいろんな活動に積極的なようで、最近一緒に活動することも多いので、いつか日本にツアーに来てくれることも夢じゃないかも!
自己啓発本も出してるよ!いつか読んだらレビューしますね。
ツイッターはこちら。2018年7月17日現在のヘッダーで一緒に写ってるの、だーれだ。
フィン
『glee/グリー』のシーズン5以降がグダグダだったのも、すべてはこの人が亡くなってしまったためでしょう…彼がいれば、『glee/グリー』はもっとすごいドラマになっていたと思うのですが。。
レイチェルの憧れの人、のちに恋人となるフィンはカナダ出身の俳優、コリー・モンテイスが演じていました。
13歳から薬物依存に苦しみ、19歳で初めてのリハビリを受けています。薬物依存の歴史についてはオープンに語っていて、施設に入ったことにより命拾いしたと言っています。
『glee/グリー』に出る前からそこそこ上り調子の役者でした。『glee/グリー』はオーディションで役を得ています。歌唱力やダンスが際立ったわけではありませんが、ナイーブな雰囲気が買われたといいます。これは制作陣、本当にグッジョブですよね。
彼の死後、恋人リア・ミシェルが彼の彼女への最後の言葉をもとにした歌を発表しています。歌詞の内容からは亡くなる直前まで仲睦まじかったことがうかがえます。2人のインスタなどでも、直前まで仲がよさそうな様子でした。
2013年3月に一度薬物依存の治療のため入院していますが、退院後間もなくバンクーバーのホテルで亡くなってしまいました。
本人が自分のことをawkwardと言っていました。不器用な人だったのですね。
カート
『glee/グリー』出演者の中の一番の出世株と言ってもいいのではないでしょうか…カート演じたクリス・コルファーは、いまは役者の枠を飛び出しベストセラー作家として名をはせています。
セント・パトリックの日をまじめにお祝いするアイルランド系の家庭で育ちました。実際にゲイで、子どものころはかなりのイジメにあったそうです。
『glee/グリー』はアーティ役でオーディションを受けましたが、彼に惚れ込んだライアン・マーフィーが新たに役を作り、それがカートになったのだそうです。結果カート役でゴールデングローブ賞を受賞しています。なお、『glee/グリー』のオーディションで歌った曲も、物語の中でオーディションで歌った「ミスター・セロファン」だったそうです。
子どものころから作家になるのが夢でしたが、演技も続けたのは、妹が激しい癲癇を患っていて、そのストレスから現実逃避するためだったと言います。
なお、彼の妹もツイッターをやっていて、『glee/グリー』関連の裏話もけっこうつぶやいています。ダレン・クリス(ブレイン)はキスがうまかった…というクリス・コルファーとの会話とかも書かれていましたw
いじめ問題に関心が高く、活発な活動家でもあります。
アーティ
車いすのアーティは、ケビン・マクヘールというアイルランド系俳優が演じています。
もともとバンド活動をしていて、ユニバーサルとのレコード契約もあったそうです。もちろん、『glee/グリー』でも何度も披露している通り、足が不自由ではありません。
2018年4月にツイッターで同性愛者であることをカミングアウトしています。現在は役者のオースティン・マッケンジーと交際中だそうです。
最近のツイートでは、トランプ政権への批判が多いですね。
メルセデス
演じているのはアンバー・ライリー。アメリカンアイドルなどで歌唱力を評価されていたシンガー兼役者。
『glee/グリー』のあとは、2016年にウェストエンドで『ドリームガールズ』のエフィー役をやっています。
なお、彼女が姉と立ち上げたビッグサイズファッションブランドがあります。
※すでになくなっているようです。
ティナ
ジェンナ・ウシュコウィッツは韓国生まれですが、生後3か月で養女になりアメリカに来ています。ニューヨークのカトリックの家庭で育っていますが、養祖父がユダヤ系ロシア人でした。ティナのまんまですね。
カトリック系の学校に通いましたが、芸術に力を入れた学校だったそうで、そこからミュージカルの道に進みました。
養父母がステージママパパだったんでしょうか?3歳の時から子供番組に出演したりしています。彼女はオーディションではなく、ブロードウェーに来ていたグリー製作者のライアン・マーフィーにスカウトされました。
『glee/グリー』のあともステージで歌ったりしていますが、プロデューサー業もやっていて、プロデューサーとしてトニー賞を受賞しています。
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