Huluのオリジナルドラマ『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』のネタバレレビューです。
1~4話のネタバレレビューについてはこちらをご覧ください:
第1話
第2話
第3話
第4話
あらすじ(ネタバレあり)
セリーナの策
ジューンはセリーナに命じられて庭仕事を手伝う。その最中、セリーナは、「司令官はもう生殖能力がないかもしれない。他の人で試そう」と持ち掛ける。
セリーナは長らく忠実に仕えている運転手のニックを相手として挙げる。しかし、ジューンはニックが「目」であると疑っている。「目」であるニックに違反を報告されることに怯えるジューンだが、セリーナの命令を断ることはできない。
しかも、なぜかニックとの行為に関しては、夫のルークに対する裏切りのように感じてしまう。
その夜、セリーナに手引きされてジューンはニックの部屋に行く。セリーナが入り口で見張りをする中、2人は儀式に近い行為を行う。
司令官の本性
翌日、スーパーでジューンはオブグレンに会う。今はオブスティーブンとなった彼女に親しく話しかけようとするジューンだが、新しいパートナーとなった現在のオブグレンにさえぎられる。今のオブグレンは、もともと満足な生活もできなかった身で、現在に満足していると語る。そのためジューンや反逆者のたくらみに巻き込まれるのを恐れている。
再び儀式の夜、司令官はまたうまくできず、ジューンを見たり足を触ったりする試みをする。幸いセリーナは気づかなかったが、その夜ジューンは司令官の書斎で「セリーナが見ていたらどうするの?」と怒鳴ってしまう。
すると司令官はジューンに高圧的な態度に出る。しかし彼はそれでも今の世の中が以前より良いものだと信じているらしい。
オブグレンの運命
再び屋外マーケットにて、オブスティーブン(以前のオブグレン)に会ったジューン。彼女から話を引き出そうとすると、オブスティーブンは「メイデイ」を探せと言い残し、高官の車を奪う。しかし逃走するでもなくマーケットの周りを何度も回り、ガードの1人を轢く。彼女は連行されるが、ジューンに笑顔を向ける。ジューンは彼女の思いを受け取ったのか、笑顔を悲しみ交じりの複雑な表情で一部始終を見ている。
ニック
気分が悪くなったジューンは台所で吐いていた。そこに入ってきたニックに、ジューンは「目なのか」と問い詰める。ニックは意外にも自分が「目」であることを認めた。
オブグレンの事件のあと、ジューンは何を思ったか、家を抜け出しニックの部屋に入った。
そのまま2人は衝動的に儀式ではない行為を行う。
第6話のあらすじはこちら
感想
これまで毎回まったくエロスのないベッドシーンが出てきたこのドラマですが、今回なんかうっぷん晴らしかのようにやったら長いベッドシーンが・・・・。長い・・・・。しかもなんか微妙・・・。
まあとにかく、オブグレンに触発されたのでしょうか、衝動的な行動に出たジューンです。娘のために生き延びたいという思いはあるでしょうが、まあ、そういう時もありますよね。
オブグレンは復活したけれど、また退場ですね。短かったな…。今度こそ戻ってこられないでしょう。
ニックのもとに連れていかれた後、「妊娠した感じある?」とか聞いちゃうセリーナ。つい「すぐにはわからないんだけど」とキレかかってしまったジューンですが、セリーナは怒らず、ジューンのお腹に手を当てて祈りの言葉を言うと去っていきました。子どもが欲しいんだな、セリーナ。どっちかというと悪役的な位置づけだと思いますが、切実すぎる思いについ同情してしまいます。
この世界で、子どもを産んだ侍女はどうなるんでしょうかね。ジャニーンの主は「乳離れができたら早く追い出したい」と言っていましたが。でも「おば」のリディアは「あなたには素晴らしい未来が待っている」と言ってましたね。
昔の日本とかだと、乳母は一生寄り添っていたようですが、この世界ではそうはいかないでしょうね。子どもを産む能力があるんだから、きっとある年齢になるまではいろんな家を回って…最後はどうなるのかな。リタになるのかな、おばになるのかな。
まとめ
というわけで、ちょっと話が進んだ?感じの第4話でした。
ニックは目の癖に、欲望に負けて違反を犯しましたね。といっても、ニックは自ら望んで目をやっているというより「運命を受け入れるしかない」という消極的な考えみたいですけれど。
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』はHuluのオリジナルドラマです。視聴するにはHuluに加入する必要があります。
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