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『SHERLOCK/シャーロック』トリビア あなたはいくつ知ってる?
原作のシャーロック・ホームズファンにも認められ、中国やイギリスでは社会現象にもなった大ヒットBBCドラマ『SHERLOCK/シャーロック』。監督が一目でカンバーバッチに惚れこんだことや、作中で披露された見事なペン投げは実際に一発で成功したことは知っている方も多いと思います。
ではこんなこともご存知でしょうか?
・『SHERLOCK/シャーロック』大好きな人
『SHERLOCK/シャーロック』のトリビアベスト4
現実の人間関係とドラマの人間関係がリンク
シーズン3の第一話に登場するシャーロックの両親は、ベネディクト・カンバーバッチの実の親。似ているのも無理はありません。両親のワンダ・ヴェンサムとティモシー・カールトン・カンバーバッチはともにテレビ俳優。
また、メアリー・モースタンを演じるアマンダ・アビントンはワトソン役マーティン・フリーマンの元妻。
ドラマが始まるときはれっきとした妻だったのですが、なんと2016年のクリスマス前に離婚、16年の結婚生活に終止符を打ちました。
2人は多忙さによるすれ違いが原因の「円満離婚」と公では言っていますが、噂ではマーティン・フリーマンの浮気とも。
大家さんのハドソンさんを演じるウーナ・スタブスは、ベネディクト・カンバーバッチの母親の友人で、幼いころのご近所さん。
だからハドソンさんがホームズにあれこれ世話を妬く場面も板についてるんだとか。
ドラマにつかわれた訛り
外国人にはわかりづらいですが、イギリスにはたくさんの訛りがあります。モリアーティ教授役のアンドリュー・スコットはブリティッシュ英語でオーディションに挑んだそうですが、制作陣が結局彼本来のアイルランド訛りを起用することにしたのだそうです。モリアーティはアイルランドに多い苗字だからかもしれませんが、アイルランド訛りを話すモリアーティ教授はおそらく初なのだそうです。
現地の人が聞くと、ダブリン南部の中流家庭の訛りに聞こえるそうです。もしかするとモリアーティ教授の凶悪さは上流階級への嫌悪から来ているのかもしれません。
マイクロフトの訛りは現地人には上流階級っぽく聞こえるそうですが、基本は中央の英語。故郷のダーハムの訛りをうまく隠しているそうです。シャーロックもちょっと上流階級っぽい中央の英語で話しているそうです。
訛りが聞き取れると、登場人物についてまた深く理解できるんですね。
BLなの?BLじゃないの?
ロバート・ダウニーJRとジュード・ローのシャーロック・ホームズで、ゲイ男性の話であるかのような話題を役者や制作陣が振りまいてたいへん話題になり、サー・コナン・ドイルの遺族が怒ったりなどしていました。話題作りのため話を盛ったのが原因と言われています。
ドラマの『SHERLOCK/シャーロック』も最初からゲイネタ満載で、軽くBL好き(最近は欧米にも多いそうで!)のお茶の間の主婦たちへのサービス感があります。
ですが、制作陣はハッキリと「主役2人はゲイではない」と発言しています。
それでもBLネタにされることは多く、役者たちはネットやファンレターで自分が世にも過激なことをしてる絵を見かけることが多いんだとか。
原作のシャーロック・ホームズはおそらくアセクシャル(無性愛者)だったので、マイノリティだったことには違いありませんね。
シャーロックは自閉症?
シャーロック自身自分のことをソシオパス(社会病質者)と言っていますが、専門家から見ると、意外に愛情深く同情心もあるシャーロックはこれに当てはまらないだろうとのこと。
ただし、1つの物事に集中するところや空気を読まないところは自閉症に当てはまる可能性が高いそうです。